ロゴ制作に失敗しないためにデザイン発注前に考える2つのポイント

2019年8月8日

ロゴを依頼しても出来上がったデザインが気に入らないということにならないための2つのポイント

完成済みのデザインを提供する販売ロゴと違い、フルオーダーのロゴ制作は、失敗する可能性もあります。
それを避けるために、今は無料のロゴ提案やコンペというスタイルが確立されています。フルオーダーでロゴマークやシンボルマーク、エンブレムなどのロゴデザインを依頼した際に起こりうる失敗の多くは依頼主とデザイナーの「イメージの食い違い」です。

イメージの食い違いが起きる原因は主に2つあります。
1.デザイナーのセンス
2.発注者のイメージの伝達力


デザイナーのセンスとは

デザイナーのセンスについて。これはそのデザイナーが得意とする表現のことをここでは言っています。シンプルなデザインが得意なロゴデザイナーもいれば、手書き風のラフなタッチを得意とするロゴデザイナーもいます。男性のデザイナーでも女性的な表現が上手い方もいますし、逆に女性でもかっこいいデザインができる方もいます。これはその個人の作品からしか判断するのが難しいです。

 

「デザイナーのセンスを見抜くには、個人の作品で判断」
このデザイナーは自分のイメージするようなデザインができるだろうか?
「デザイナー個人の得意な表現と、依頼したいロゴのイメージが一致するか」ということがロゴを依頼する際のデザイナー選びで重要なポイントになってきます。

 

しかし、中にはデザイナーを指名することができないという場合もあります。依頼したロゴ制作代理店やデザイン会社によってはデザイナーを選べないということです。必ずしも「このロゴを作った人にお願いしたい」ということが叶わないという場合もあります。この辺りは、ロゴのデザインを発注する前に必ず確認したほうがいいと思います。

 

ロゴ制作代理店の場合は、外部協力スタッフを使用する機会が多いので
外部協力スタッフである指名したいデザイナーが忙しい場合は、代わりの協力デザイナーへ仕事が流れることもあります。
デザイン事務所の場合は、依頼したいデザイナーがAD(アートディレクター)であるならば多少安心です。
直接手を動かす制作に関わらなくともADという立場で、デザイナーをまとめていますので
関わらないということはないかと思います。ただし、本人に全て制作してもらうというのは結構難しいかと思います。
一個人のデザイン事務所であれば、基本的にその個人がロゴのデザインを制作しますので
希望通りその人に制作してもらうことは可能です。ただし個人の事務所でもスタッフを何人か抱えている場合は先に紹介したデザイン事務所と代わりわありません。

 

フルオーダーでロゴの制作を本気で考えているなら、
デザイナーを指名できる制作会社や個人の事務所に頼むということが
失敗を回避する一つ目のポイントになります。

オーダーロゴの失敗を回避するポイント:ロゴ制作はデザイナーを指名して、そのデザイナーに作ってもらう。

 

発注者(クライアント)のイメージの伝達力

これは発注者がいかにロゴデザイナーにイメージを伝えられるかということです。

ロゴ自体のデザインのイメージが浮かばなくても構いません。
デザインのアイデアはデザイナーが考えます。
しかし、そのアイデアを捻出するための「基」になる素材は必要ということです。

 

<しっかりと作りたいロゴのイメージがある場合>

この場合は、ロゴのイメージをできるだけ詳しく伝えるのがいいです。
その手段としては、ラフスケッチだったり、スケッチに足りない部分は言葉を交えて伝えます。
ラフスケッチに細かく指示を入れるといいと思います。
デザイナーは、相手の意向を読み取りなるべく忠実に再現しつつも、ロゴとして使用できるようにしてロゴを作成します。

 

<イメージはないが好きなロゴのデザインがある場合>

この場合は、好きなロゴのデザインをいくつかデザイナーに伝えることがポイントです。
※これはロゴを最終的に選ぶ方(決定権がある方)の好きなイメージになります。(担当者が好きなロゴと決定権のある人の好きなロゴは違う場合がよくあります。)
いくつか気に入っているロゴのデザインを見せていただければ、どのような方向のデザインが希望なのかということは経験あるデザイナーなら気がつくと思います。

 

<全くイメージが思いつかない場合>

デザイナーの方にすべてお任せというような依頼の場合、お任せしますだけではどのようなロゴのデザインを希望しているのかデザイナーはなかなか判断がつきません。

そこでロゴのデザイン以外の情報をデザイナーに伝えてください。
・ロゴを使用する業種についてなるべく詳しく
・その業種のターゲット
・社名や店名などの由来について
・新規で作るのか、今まで使用していたロゴをやめて作るのか
(以前使用していたロゴがある場合は、そちらも伝えます)
・競合する会社やお店は
・出来上がったロゴはどのようなものに使う予定か
(特に小さいサイズのものや1色で使うものなどはどのようなツールか?)
こんなような情報をデザイナーに渡すことでデザイナーはアイデアを膨らませていくことができます。

 

フルオーダーでロゴ制作を依頼する際に、価格や納期で依頼先を決められる方も多いと思いますが
まずは、頼みたくなるようなデザイナーがいるか?ということをロゴ制作実績などから検討してください。そしてそのデザイナーに依頼できるかも確認してください。料金が安くてもいいデザイナーがいて、そのデザイナーに作ってもらうことができるなら問題はありません。あとはイメージの伝え方次第になります。
オーダーロゴの場合は、無料リクエストやコンペなどがありますが、期待以上のものが出来上がって来ない場合は、キャンセルすることになります。キャンセルした場合、また一から発注の仕直しになり、最終的にロゴが必要な期日までに間に合わなくなる可能性も出てきます。
フルオーダーでロゴ制作を検討されている方は、かなり時間的な余裕を持って制作依頼をすることが重要です。